自分にピッタリのリノベーション会社の選び方がわかる6つの手順

木村邸のリビング

リノベーションをやろうと思っているんだけど、どんな会社があって、どこに頼めば良いかわからない。
リノベーション会社は、東京だけでも個人設計事務所を含めて200社くらいはあると言われています。

この記事を読むことによって、あなたにピッタリのリノベーション会社の探し方を理解できるようになります。
これから、リノベーション会社の選び方で、おさえておくべきポイントを6つのステップでお伝えします。

リノベーションの費用、家の購入は一生のうちでとても大きなお金が動きます。
これからお伝えするポイントをおさえることで、選び方で失敗する事を避け、あなたにとって最適なリノベーショ会社を探せるようになるでしょう。

目次

1これから家を購入してリノベーションするのか?すでに所有する自宅をリノベーションするのか?

すでに所有している自宅をリノベーションするのであれば、次の2番3番を飛ばして、4番目から読み進めいただければ大丈夫です。

リノベーション業界の全体像を知りたいという人は飛ばさずに順に進んでください。
これから家を購入してリノベーションする場合は、まずはリノベーション会社の業界を理解することから始めましょう。
業界を理解することにより、最適な会社に出会うことが出来るようになります。

 

2自宅の購入と同時にリノベーションをする場合。

小川邸のリビング

2-1中古戸建リノベーションと中古マンションリノベーションは別物と考えたほうが良い。

リノベーションを検討している人には、賢く住宅コストを抑えて、しかもオリジナリティーのあるお洒落なスタイルにしたいという人が多いでしょう。
中古マンションのリノベーションであれば、これらのニーズを満たすことが可能です。

しかし、中古戸建のリノベーションは費用面において注意が必要です。
ここでは、費用面においては概要をお伝えすることだけにとどめますが、ざっくりと中古マンションのリノベーション費用の2倍は見ておいた方が安心です。
例えば、70㎡の中古マンションのリノベーション費用が1000万円かかるとすれば、同程度の中古戸建は2000万円くらいかかる可能性があります。

なぜならば、中古マンションも中古戸建もリノベーションする共通点として内装がありますが、中古マンションは外装のリノベーションをしないからです。
中古戸建は外装部分も自己所有物ですが、マンションの外装部は自己所有ではなく共用部になります。
共用部である外装部分は毎月積み立てられた修繕費から計画的に改修を行っているのです。
よって、中古戸建をリノベーションする場合は、風雨にさらされている屋根、外壁、雨樋、土台等々の痛み具合をチェックして、その痛み具合により補修をする必要があります。

また、耐震強度を増すために構造的な改修もしたいところです。
木造住宅の耐震基準は2000年に変更された建築基準法が最新になりますので、それ以前の建築物は耐震補強を検討します。

因みに、中古戸建も中古マンションも100-500万円程度で改装したいというニーズであれば、そもそもリノベーションではなく、リフォームのカテゴリーになるかと思います(広さにもよりますが)。

こちらのリフォームとリノベーションの違いの記事もご参考にしてください。

2-2リノベーション会社には3種の業態がある。

①リノベ済物件を販売する会社
中古戸建や中古マンションを自社で購入し、自社でデザインしたリノベーションを既に施工したあとで、販売している。

②ワンストップリノベーションの会社
お客様と一緒に中古戸建やマンションを探し、お客様が自身で中古物件を購入したのち、お客様の好きなデザインを一緒に考え、設計及び施工を行う。

③リノベーションだけをする会社
お客様が既に所有している自分の家や、お客様が自身で既に探して購入した物件に対して、リノベーションのデザインをお客様と一緒に考え、設計及び施工を行う。

2-2-1リノベ済み物件を販売する会社は、こんな人に向いています。

・住宅コストを抑えたいが、汚いままの中古物件は無理。
・自身でいろいろ考えて間取りを考えたりするのは面倒。
・とは言っても、中古マンションを表層だけリフォームしただけでは中古感が残っているので、内装は新築時と同じくらいに綺麗に仕上がっていてほしい。 
・ローンを家の購入とリノベーションの2本立てで組む必要がないので、ローン手続きがお手軽で良い。

2-2-2ワンストップリノベーションの会社は、こんな人に向いています。

・自分の家は、自分でいろいろデザインしてみたい。
・家族それぞれにあった生活の動線があり、自分たちにあったライフスタイルを実現したい。
・中古物件を自分の目利きで探すとリノベーションができる物件なのか等々が不安なので、プロのアドバイスをもらいながら自分にあった家を探したい。
・ローンの手続きも不安なので、プロのアドバイスを聞きたい。
・すでに家を所有している人でも、ワンストップリノベーション会社に依頼する事は可能です。

2-2-3リノベーションだけをする会社は、こんな人に向いています。

・すでに家を所有している人。
・リノベーションに対する考えはワンストップリノベーションと同じ。
・これから物件を探す人でも、物件探しにプロの意見は必要とせず、自分で目利きが出来る。
※自身で目利きが出来ると言っても、アスベストの回避や、建物管理状態の調査はかなり難しいので気をつけてください。
・ローンも自分で銀行に直接聞けば良いので、特にプロのアドバイスを必要としない。
・基本的に全て自分自身でやることが楽しいが、設計と施工だけはプロと相談しながら進めたい。

3ワンストップリノベーション会社はさらに2つのタイプの会社が存在する。

リノベーション会社には3つの業態があるとお話ししました。
ただし、ワンストップリノベーションはもう少し分解が必要なので、掘り下げて説明します。
ワンストップリノベーションには、大きく分けて以下2つの種類があります。
小川邸の子供部屋

3-1オールワンストップリノベーション(All one stop renovation)          

物件探し、設計、施工の全てを自社で行う会社です。
物件仲介契約、設計契約、施工契約(工事請負契約)全てにおいて、1つの同じ会社で行うので責任の所在がはっきりするのが特長です。
分業をせず、1社での工程が長いため、多くのお客様を迎えられない事もあります。

3-2パーシャルワンストップリノベーション(Partial one stop renovation)

基本的には設計会社が主導し、提携した不動産仲介会社に物件探しを依頼し、提携した工務店に施工を依頼する。
もしくは、提携した不動産会社に物件探しを依頼し、設計施工は自社で行う。
提携先が多く、比較的大きな会社で安心感があります。
提携先をつなぐ工程がある為、コーディネート料またはコンサル料が必要な会社が普通です。

4ファイナンシャルプランを組み、可能な予算をしっかりと把握しておくべきです。

夢のマイホームという言葉がありますが、家の購入は確かに夢になりうる位ワクワクするイベントです。
だからと言って、多大なるローンを組んでしまうのは非常に危険です。

もし、自分の人生の中で家を買うことが一番の夢なのだ!と断言できるのであれば、それでも良いかもしれません。
しかし大概の人は、家族に幸せになってもらいたいとか、子供の教育を充実させてあげたいと思う方が多いのではないでしょうか?
無理なローンを組んでしまうことは、そんな思いを実現出来ないことにつながります。

例えばですが、日本学生支援機構の奨学金において下記のようなデータがあります。

学生の割合における奨学金貸与

なんと、現在は約40%弱の学生が奨学金を受けている状況なのです。

この原因は、人生先々の予算計画を立てずに、無理なローンを組んでしまう事が大きな原因の1つと考えられます。
家族に幸せになってほしいから大きな家を買いたい、子供の為に広い部屋を用意してあげたいという気持ちと裏腹に、奨学金という借金を子供に背負わす可能性があるのです。

ではどうするべきなのか?

当たり前ですが、長期にわたるしっかりした予算を計算しておくべきです。

自身で把握しても悪くはありませんが、家を買う機会に第3者からの立場としてファイナンシャルプランナーに見てもらう事も参考になります。

大概のリノベーション会社にはファイナンシャルプランを組んでくれるシステムがあります。そのリノベーション会社で行ってくれるファイナンシャルプランは、社内の人間が行うものなのか、社外の第3者の人間なのかも気にかけましょう。

気をつけなければ行けないのは、新築マンションや戸建など自社が所有する物件を販売する会社で行ってるファイナンシャルプランです。自社の物件を販売する為に予算を甘く算出する可能性があります。
これは、あくまでも可能性であって、もちろん良心的な会社も多くあります。

なぜ、このような例を出したかというと、中古マンションを探してリノベーションをする会社は、顧客の予算にあった金額の中古物件を探せば良いので、無理やり自社の物件を買わせる必要がないという構造を理解してほしいからです。

そうはいっても、顧客の年収によっては予算が低くなりすぎて安価な中古マンションでさえ購入できなくなり、自社物件を販売しない会社であってもリノベーションの商売につながらないため、予算を操作する可能性を否めません。
そういう悪徳な会社でないかどうかを見極めるためには、実際にセミナーに参加する等でその会社の理念や雰囲気を感じ取るしかないのも事実です。

なんだか、大変だなーと感じるかもしれませんが人生の大きなイベントなので、気落ちせずしっかりと前を向いて進みましょう。
この記事を最後まで読めば、リノベーション会社の正しい探し方をしっかり学ぶことが出来ます。
少しエネルギーがかかっても、失敗するよりは100倍良いはずです。
大崎邸のリビング

5リノベーションの相場は?

中古マンションのリノベーションの場合、70㎡くらいで約800-1,200万程度です。戸建はその2倍くらいとみておくと安心です。
リノベーションでやることは、内部仕切り壁等の解体、新規に給排水管の取り替え、思い通りの間取り、キッチン、バス、トイレ、洗面の新設、造作の棚やデコレーション等があります。
いわゆる、リフォームと違い構造上に問題を来さなければなんでも出来てしまうと考えてください。
それゆえ、金額もリフォームの金額よりはだいぶ高くなります。

また、リノベーション価格の中にインテリアコーディネート及び家具の価格も入っている会社もあります。
雑誌に出てくるような、素敵なインテリアにする為には、インテリアコーディネートまでプロにお任せする事も検討しましょう。

リノベーションの価格については
リノベーション費用の算出方法と予算の抑え方
リノベーション事例を価格順で比較!月々の支払額も大公開
リノベーション価格がすっきりわかる!おすすめ定額制リノベ会社2選
もご参考にしてください。

6実際に、リノベーション会社を探してみましょう。

例えば中古マンションをリノベーションしたいと思っている場合、「中古マンション リノベーション」のキーワードで検索してみます。
多くのページが出て来ますが、5ページ程度(Googleでは1ページに検索結果が10リスト出るで50リスト)は”眺める”といいでしょう。

”眺める”というのは、50リスト全てにじっくりと目を通すのは、非常にエネルギーがかかるからです。
”眺める”程度で気になったリノベーションの会社を数社に絞り込みましょう。
”眺める”ポイントを4つのステップでお伝えします。

6-1検索結果のタイトルをみて、ポータルサイトなのかリノベーションの会社なのかを確認しましょう。

50リストも眺めるのですから、とりあえず、リノベーションの会社だけを目に留めるようにしましょう。

6-2タイトルの下に書いてある小文字(スニペット)を確認しましょう。

スニペットとはタイトルの下にある、タイトルを補完するより詳しい説明文です。
ここに、リノベーション会社の特徴を短くまとめてありますので、気になった会社はクリックしましょう。

スニペットとは下記画面の赤枠の部分です。
スニペットとは

6-3最初は「特徴」「サービス」「コンセプト」のページを確認しましょう。

最初に見るべきページは「特徴」「サービス」「コンセプト」です。

多くの人は事例ページから見てみたくなるものです。
しかし、事例は多彩で多く掲載されていますので、事例ページから見てしまうと、多大な時間を費やしてしまいます。
人は感動すると突き進んでしまう生き物です。
最初に事例ページを見て感動するものがあった場合、実は別の会社の方がコンセプトが合っていたにもかかわらず、それを見逃して事例が気になった会社に進んでしまう可能性があります。

事例が自分に合うテイストなのかは非常に気になるところですが、実際のデザインは自分のお気に入りのリノベーション写真を設計士に見せれば、どの会社でも大概は満足の行く出来栄えにはなります。
そうは言っても会社のセンスによっては程度の問題があるので、最後に事例ページを確認します。

リノベーション会社のWEBサイトを見る順番は、「特徴」「サービス」「コンセプト」を見た上で、自分に合うなと思えば、事例ページに進みましょう。

6-4検索結果のページにリノベーション会社の広告が出てくる。

「リノベーション」をキーワドに検索をすると、リノベーション会社のネット広告が表示されるようになります。
この業界の広告単価は他の業界に比べて非常に高いのが特徴です。
よって、ネット広告を出している会社は規模が大きいという安心感があります。
規模感が大切であるという方は、ネット広告の会社をクリックしてみましょう。

反面、その費用はリノベーション費用等に上乗せされているという事は理解しましょう。
ちなみに、広告費用が最もかかっている住宅は新築マンションと新築戸建である事は知識として覚えておきましょう。

この順番で気に入った会社が見つかったら、実際にその会社に行きましょう。
セミナーや説明会に参加するのが一番その会社の考えを理解する事ができます。

実際に行く際には、パートナーがいらっしゃれば、パートナーと一緒に参加した方が良いです。
家を購入する、リノベーションをするという大きな費用をかけるには、お互いのコンセンサスが必要です。
しかし、小さなお子様がいたり、どうしても外せない用事がある等、2人で一緒の参加が無理の場合もあります。 
その場合は、参加した人が家に帰ってから十分に説明できるようにしっかりと理解するようにしてください。
相模原のリビング

まとめ

・中古戸建リノベーションと中古マンションリノベーションの費用は倍違う可能性があります。
・リノベーションの会社には、リノベ済み物件の販売会社、ワンストップリノベーション会社、リノベーションだけする会社の3業態があります。
・ワンストップリノベーションには全て自社で行う会社と、部分的に行う会社の2タイプがあります。
・家を購入する前にはファイナンシャルプランをしましょう。
・リノベーションの会社のサイトでは「特徴」「サービス」「コンセプト」をまず確認しましょう。
・気に入ったリノベーションの会社が決まったら、できるだけパートナーと一緒にセミナーに参加しましょう。

詳しいリノベーション事例が見たい方は、リノベーションでここまで変わる!ビフォーアフター10選で確認してみてください。

毎週末開催!小さいリスクで家を買う方法

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