壁紙リフォームの値段相場とおすすめクロス5種類をご紹介!

壁紙のリフォーム

雑誌やモデルハウスを見ると、「うちももっと綺麗にできたらなあ」「ちょっとインテリアの印象を変えてみたい」と感じることもあるのではないでしょうか。

そんな時、気軽にできるのが壁紙のリフォーム。インテリアの中でも、壁紙や壁の素材でお部屋の印象はぐんと変わります。毎日見ていると気がつきにくいものの、年月とともに壁紙は汚れ、傷みも意外と目立ちますから、刷新するとお部屋の雰囲気もぐっと明るくなるでしょう。

本記事では壁紙のリフォームをしたいと思ったときに気になる値段の相場やクロスの選び方について解説をしていきます。

【1】こんなにある壁紙の種類

1-1.ビニールクロス

一般的に壁紙、クロスといえば「ビニールクロス」のことを指すことがほとんど。ビニール製のため汚れに強くお手入れもしやすい素材です。比較的安価で、多彩なカラーやさまざまな素材感を表現したもの、機能性を持たせたものなどバリエーションも大変豊富です。

1-2.織物クロス

ビニールクロスと違い、本物のテキスタイル素材によって作られたクロスです。レーヨン、麻、シルクなどがあり、高級感や重厚感を演出できます。素材によって平織りや綾織などがあり、不織布でも印象が変わります。

風合いは素敵ですが、ほこりが付きやすく、こまめなお手入れが必要です。ホテルや美術館など、グレードの高い公共施設でも採用されています。

1-3.紙クロス

紙や和紙、ケナフなどの紙素材からなるクロスです。手触りやマットな質感がビニールよりも高級感を与えます。紙のため水回りには向きませんが、環境に優しく、音を吸収したり空気を通す効果も持っています。紙ならではの色合いや柄を表現でき、輸入壁紙に多く見られます。国産のものは手すき和紙なども展開されています。

1-4.その他

上記以外にも様々な質感や素材感の壁紙があります。リアルなプリント技術で表情豊かなテクスチャを持つものも珍しくありません。

壁紙以外にも、漆喰や珪藻土などの左官材料を使ったものや、竹や網代などの和素材、天然木の突板やコルクなどの自然素材、水に強いオレフィン素材などの選択肢もあります。

1-5.番外:漆喰

漆喰とは、石灰石が原料の左官(塗壁)材料です。強アルカリ性で嫌な匂いを吸収する消臭効果、空気の調湿効果、シックハウス症候群の原因とされるホルムアルデヒドの分解効果持ち、いつも室内の空気を爽やかに保ちます。そのため、ペットのいる家庭にも人気のある素材です。独特の自然な質感は心地よくリラックスでき、気品のある空間になります。

一方、柱や梁の乾燥収縮に伴いひび割れが発生したり、物をぶつけるとえぐれてしまったりすることがあります。

1-6.番外:珪藻土

珪藻土は珪藻が堆積した土を原料にした左官材料です。漆喰は石からできているのに対し、土が原料というのが大きな違いです。漆喰とほぼ同じ効果を持ちますが、特に優れているのが調湿効果。湿度の高い地域や季節でも、カラッとした空気を保ちます。

一方で、漆喰ほどの消臭効果はありません。また珪藻土自体には固化する性質がないため、一般的に固化材が混ぜられています。商品によっては固化材の質にばらつきがあり、まれにカビが発生してしまうことがあります。

珪藻土自体には優れた効果があるので、採用する際には品質をしっかりとチェックするのがおすすめです。

【2】壁紙クロスのおすすめ機能

クロスの中には、様々な機能性を持った種類もあります。

例として、

  • 生活臭を抑える消臭効果
  • 清潔感や衛生的な機能を持つ、防カビ/抗菌効果/防汚効果
  • 小さなお子様やペットがいる家庭でも傷つきにくく安心の表面強化/スーパー耐久性
  • 快適な湿度を保ちやすくする吸放湿効果

などがあります。

採用する面積によって効果のほどは異なりますが、+αの機能があるのはうれしいもの。壁紙選びの参考にしてみてください。

【3】壁紙リフォームの値段・相場

壁紙のリフォームでは、安価なものであれば800円/㎡から、一般的なグレードなら1,500円/㎡前後が目安です。グレードが高くなればさらに高額になる場合もあります。

また、その他に剥がした後のクロスや施工中の廃材処分費、養生などの諸費用が必要です。壁紙の施工をする際には、基本的には部屋を空っぽにする必要があるため、冷蔵庫やピアノなど大型の家具の移動に別途費用が必要なこともあります。いずれの場合も数千円前後が目安です。

リフォームをきっかけに珪藻土や漆喰を採用したい場合、費用目安はビニールクロスの3倍から5倍ほどと言われています。塗る面が比較的整っていれば工事費用を抑えられますが、もとのクロスを剥がしたり、補修が必要な場合は別途費用が必要です。

【4】壁紙クロス張り替えのよくある後悔とは?4つの注意点

4-1.壁だけが綺麗になり他の汚れが余計に目立つ

長年の汚れや黄ばみが新しい壁紙でリフレッシュされると心地良いものですが、同じように年月が経ったスイッチや家具、照明器具などの汚れや経年劣化がかえって目立ってしまうことがあります。真っ白なクロスほどその傾向は強いでしょう。

後から他の部分も交換しようとすると工事費用が高くついてしまうため、事前にチェックするのを忘れないようにしましょう。

4-2.リフォーム前とほとんど変わらない

せっかく新しい壁紙にしても、選んだのが以前と同じような色や、ほぼ無地に見える柄物だと、印象がさほど変わらないことがあります。検討段階では「ちょっと冒険をしてもいいかも」と思っても、結局「無難で飽きのこないものを…」と手堅い選択をした結果、せっかくリフレッシュした効果を感じられず後悔に繋がるケースも意外と多いようです。

4-3.壁紙にシワができた

ノリが硬化する前は、壁とクロスの間に空気が入り浮いて見えることがあります。工事直後はつい仕上がりが気になってしまい、伸ばそうと思って触ると変なシワになってしまう場合も。

乾けばきちんとクロスが伸びるように考慮した上で施工がされているので、張りたてのクロスには触らないようにしましょう。

4-4.結果的に高くなった

賃貸物件で現状復旧を前提にDIYで施工をする場合などで多いのが、上手く剥がせずに失敗して、修復のために専門業者への依頼が必要になったケースです。そうなると、コストを抑えてDIYしたつもりが、結果的に高くついてしまいます。

賃貸の場合以外でも、張り替えは現状のクロスや下地の状態が仕上がりに大きく関わるため、壁の状況を見極めながら張るスキルが必要です。また、選ぶクロスによってリフォームに適したものとそうでないものがあるので、商品知識も欠かせません。

クロス張り替えは専門職があるほど、専門的な技術や経験、知識が必要な分野。DIYに挑戦する場合はしっかり下調べをして知識を得てから着手するか、自信が無い場合はプロに任せるのが確実です。

【5】賃貸でもできる壁紙DIY

家を購入する予定はないけれど、もっと自由なインテリアを楽しみたいという方もたくさんいらっしゃるでしょう。しかし、賃貸物件でのリフォームは、退去時の現状復旧が条件のところがほとんどです。

そんなときは、壁紙を傷めずに変化を加えられる便利なアイテムを使うのがおすすめです。

5-1.インテリア用のマスキングテープを使う

文房具で人気のマスキングテープは、インテリア用の巨大バージョンが販売されています。カラフルでおしゃれな柄が多いため、アートのようにオリジナルのセンスを生かして彩ることが可能。マスキングテープですから綺麗に剥がすことができ、張り替えもしやすいのが魅力です。

5-2.ふせんのように剥がせる壁紙専用の「ノリ」を使う

通常よりも粘着力が弱めの壁紙用のノリを使えば、賃貸物件でも気に入った壁紙を張ることができます。壁紙を傷めずに剥がすことができるため、壁紙の張り替えは無理だと諦めていた方にも嬉しいアイテムです。ただし、壁の素材によっては使用できない場合があるので注意しましょう。

【6】壁紙リフォーム業者の探し方

壁紙をリフォームしたいと思い始めたら、壁紙リフォームの実績が豊富な専門会社に依頼をするのがおすすめです。リフォームならではの問題点に慣れているため、適した提案やアドバイスを受けることができるでしょう。

しかしよく考えて欲しいのが、変えたいのは壁紙だけか、それとも将来的にもっと広範囲のリフォームやリノベーションを検討したいかという点です。

壁紙のリフォームは家具や物の移動などが必要で、思ったよりも大掛かりなもの。これを機に自分にとって満足できる内容を整理して、コストを無駄なく抑えたリノベーションを検討してみるのもおすすめです。

将来を見越したリノベーションは「スケルトンリフォームの費用はいくら?定額制のオススメ業者はどこ?」の記事を参考にしてみてください。

自分に合ったリノベーション会社を探すなら「自分にピッタリのリノベーション会社の選び方がわかる6つの手順」の記事も参考にしてみてください。

まとめ

壁紙とひと口に言っても、たくさんの種類や機能性をもったものがありますから、リフォームの際にもどれを選ぶか迷ってしまいますよね。機能性も重視したい、あるいはクロスから漆喰などの塗り壁へ変えたいなど、自分の要望をじっくり検討しましょう。

また、クロスの張り替えが家をもっと住み心地よくしたい、インテリアにもこだわりたいという思いに繋がり、リノベーションをする方も少なくありません。将来を見据え、本当に満足するリフォーム・リノベーションの形を考えてみてくださいね。

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