戸建てリノベーションの費用と相場!コストを抑える4つのポイント

リノベーションに合うインテリア

マイホームを持ちたいと思った場合、一昔前は新築を検討するのが主流でした。しかし現在は条件の良い土地を選んだり、1から住宅を建てたりすると予算オーバーになってしまうこともあります。

だからと言ってマイホームを持つのは無理かも、と諦める必要はありません。中古戸建てのリノベーションであれば、より良い立地や環境を選んだ上で、総合的な価格を抑えながら満足度の高いマイホームを持つことも可能です。

戸建て住宅のマイホームは高嶺の花だと思っている方にこそおすすめできるのがリノベーション住宅なのです。

でも、

  • 耐震性は大丈夫なのか…
  • 新築よりも自由な間取りはできないのでは…

と不安に思うこともあるかもしれません。

そこで、気になる戸建てリノベーションのメリットとデメリット、コストを抑えるためのポイントなどを解説していきます。

【1】建替え費用の3分の2程度!

戸建てリノベーションの最大のメリットは、新築や建て替えに比べて費用を一般的に3分の2程度に抑えられるという点にあります。これは、新築の場合に必要な基礎工事費や行政書士への申請費用が不要な点などが大きく関係しています。

【2】戸建てリノベーションの費用相場

一般的な相場としては、20坪程度で750~1400万円程度、50坪で1400万円~2500万円程度が目安です。

とはいえ、内装のみのリノベーションか外装も含むのか、その他「最新式のキッチンを導入したい」「フローリングはグレードを上げて無垢素材にしたい」など内装や設備に関する希望の有無、物件により耐震補強や断熱性を高める工事が必要な場合などによって、費用は大幅に変わります。

【3】コストアップする4つの要素

いざプランを進めてみたら予算がオーバーしてしまった…という事態を防ぐため、賢くお得なマイホームを実現するためのポイントを抑えておきましょう。コストがかさんでしまう原因は主に4つあります。

1.延べ床面積が大きい

キッチン、浴室、トイレなど必要なスペースを除くと、広さによって工事費用が比例して高くなっていきます。広い分内装の仕上げや材料も必要になり、補強が必要な場合は面積分の費用もかかります。

2.間取り内装、外装の大幅変更

間取りを大きく変えたい場合、基礎や柱、梁の補強が大幅に必要になるほど工事費用に影響します。また、前述したようにグレードの高い設備や仕様を求めたり、内装、外装、エクステリアなども大きな変更を希望する場合はコストアップに繋がります。

コストを適切に抑えるためには、既存の間取りを上手に利用するリノベーション計画を立て、こだわりたい場所に絞った仕様を決めるなど、理想とする住まいの優先順位を決める必要があります。

3.築年数が古い

築年数が古くなるほど傷みが気になり、補修や修繕に必要な部分も増えてきます。また建築基準法も年々変更されているので、耐震や断熱性の面で現在の基準に沿っていない物件も多いでしょう。目安として築40~50年以上といった物件では、再利用ができない部分も多いため「再生」と言われるような大幅な修復が必要なケースもあります。

もちろん物件価格自体は築浅物件と比べお手頃なものも多いですが、リノベーション費用が大きくなってしまうことを考えると、全体の費用的にバランスの取れる物件かどうかを検討して決めるのがおすすめです。

不動産会社へはリノベーションが前提であると相談し、リノベーション会社からもアドバイスをもらいながら物件選びをするようにしましょう。

4.場所で有利や不利になる場合も

実際に住んだ時の交通アクセスや周辺環境を考慮しながら物件選びをする方も多いと思いますが、リノベーションにかかる費用は、実はエリアや周辺環境にも左右されることをご存知ですか?

人件費は都心に近いほど単価も高く、総額の工事費用は高くなります。また道路が狭く資材が運びにくい、工事時間が限定されるような住宅街の中だったりすると、余分な工期や重機が必要なこともあるので、予想外のコストがかかる場合があります。検討中の物件があれば、リノベーション会社にこうした特殊な費用がかかりそうかどうかも事前に相談しておくと安心です。

【4】リノベーションに向かない戸建て

中古戸建て住宅は物件によって状態が大きく異なり、リノベーション自体に向いていない物件もあります。リノベーションができるから…と期待していても、思ったような工事ができないことは避けたいものです。

物件選びの際は、次のポイントを確認しておきましょう。

1.躯体である柱や基礎などの傷みが激しい場合

リノベーション前提で戸建てマイホームを検討する場合、再利用できる部分が多いほどコストを抑えることができます。

そのためいくら物件自体が安くても、現在の躯体がボロボロで柱や梁の差し替えが必要な場合や、基礎の補強、修復が必要な場合は大きな工事費用がかかり予想外に予算が膨れてしまうケースがあります。

間取りの変更や設備、内装までに費用を回すこともできず、結果的に満足度が低くなってしまうのは悲しいですよね。現在の躯体状況をしっかりと確認し、専門家のアドバイスも受けながら物件を選ぶようにしましょう。

2.リノベーションに向かない住宅の工法を確認する

戸建て住宅でも、在来(木造軸組立)工法、2×4工法、軽量鉄骨(プレハブ)工法など、さまざまな建築工法があります。

間取りやリノベーションでより自由が利きやすいのは在来工法で建てられた家です。大手住宅メーカーに多い2×4工法や、軽量鉄骨工法は、あらかじめ耐震壁の位置などが決められているため、間取りの変更が制限されるような抜けない壁・柱などが多数あります。そのためリノベーションも内装仕上げのみなどしかできない場合も。

間取りをガラリと変えたリノベーションを希望する場合、住宅の工法にも注目して物件を選びましょう。

まとめ

中古戸建て住宅+リノベーションの方法は、手が届かないと思っていた戸建てのマイホームをお得に実現できるのが最大のメリットです。

その分重要になるのがベースとなる物件選び。購入後に予想外の工事費用がかかったり、自由に間取りが変更できないなど「こんなはずではなかった」を防ぐため、しっかりとコストに関わるポイントを把握しておきましょう。

上手に物件を選び、希望通りのリノベーションができれば理想の住まいも夢ではありません。これからの時代のマイホーム購入の選択肢として、ぜひ検討してみてください。

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