4種類の水回りリノベーション!費用相場と後悔しない業者を選ぶ方法

水回りのリフォーム

キッチン、バスルーム、トイレ、洗面…、水回りはどれを取っても暮らしの快適性を担うものばかりです。

これらの場所のリノベーション(リフォーム)を考えた際に、一番気になるのが費用面。専門的な言葉や内容が多く難しく感じてしまいますが、事前にポイントや費用目安を押さえておくと安心です。

水回りのリノベーションをしたくなったら読んでおきたい、大切なポイントやコツについてご紹介していきます。

目次

【1】水回りリノベーションの4種類

水回りとは、主に

  • キッチン
  • 浴室
  • トイレ
  • 洗面

の4箇所を指すことがほとんどです。毎日使う頻度も高く、快適性が暮らしの充実度を左右する場所でもあります。リノベーション(リフォーム)の目安は耐用年数から見て約15~25年と言われています。

【2】キッチンリノベーションの概要

2-1.キッチンリノベーションの費用/相場

キッチンのリノベーションでは、使うキッチンのグレードによって大きく金額が異なります。

  • スタンダードクラス 約50万円
  • ミドルクラス 約70万円
  • ハイクラス 約100万円〜

上記が目安ですが、キッチン本体の価格、オプションの有無、そのほかレイアウトの変更があるかどうかでも費用が変わります。便利な機能を見るとつい欲しくなってしまいますが、予算と必要な機能を見極めることが大切です。

2-2.キッチンリノベーションの期間/日数

リノベーション期間は、キッチン自体を移動せず、取り替え・周辺の補修工事であれば約1週間~10日前後が目安です。キッチンを壁付けから対面にする、キッチンの形を変えるなどのレイアウトの変更が伴う場合は、プランニングによって期間も長くなります。

【3】トイレリノベーションの概要

3-1.トイレリノベーションの費用/相場

トイレをリノベーションする際は、グレードにより次の価格が目安となります。

  • スタンダードクラス 約20万円
  • ミドルクラス 約30万円
  • ハイクラス 約40万円

トイレもメーカーや商品グレード、機能のオプションによって価格も幅があります。

3-2.トイレリノベーションの期間/日数

トイレ自体の交換であれば半日程度で可能です。和式から洋式への交換だと2~3日、トイレの内装まで含めると3日~5日程度が目安です。

【4】浴室リノベーションの概要

4-1.浴室リノベーションの費用/相場

ここでの浴室は、現在主流であるユニットバスを例にします。

ユニットバスのグレードにより、

  • スタンダードクラス 約40万円
  • ミドルクラス 約70万円
  • ハイグレードクラス 約130万円

が目安です。タイル貼りの浴室であれば、工事範囲や内容によって大きく価格が変わります。

4-2.浴室リノベーションの期間/日数

ユニットバスの浴槽を交換する程度の小規模であれば1日程度、ユニットバスからユニットバスへの交換であれば4日前後が目安です。昔ながらのタイルのお風呂からユニットバスへのリフォームの場合は約4日~一週間かかることが多いです。

【5】洗面台リノベーションの概要

5-1.洗面台リノベーションの費用/相場

システム洗面台を利用する場合は比較的費用もお手頃ですが、ボウルが2つあるような大きなものにしたい、収納を充実させたいなどグレードが高くなる場合は予算も高くなる傾向にあります。

  • スタンダードクラス 約20万円
  • ミドルクラス 約40万円
  • ハイグレードクラス 約60万円

が価格の目安です。

5-2.洗面台リノベーションの期間/日数

洗面台を単純に取り替える場合なら、約1日で可能です。周辺の床や壁の補修がある場合は3日程度を見ておくと良いでしょう。洗面台の位置自体を移動するような工事は、さらに長くなります。

【6】水回りに共通する3つの注意点

6-1.カタログだけで決めると後悔する

何十万円、時には百万円を超える商品ですから、実物を見ずに決めるのは危険です。毎日使うことを考えたら、使い勝手はもちろん高さ、大きさ、色などを実際に見られるショールームなどで確認しておくのは必須です。例えばほんの数センチの高さの差でも、「こっちの方がいい」と気づくことがあるでしょう。

6-2.見た目の綺麗さと劣化度合いは比例しない

リノベーション(リフォーム)が必要な目安年数が15年~25年と言われても、実際に傷んでいる実感がなかったり、まだまだ使えるし綺麗…と思うと、なかなか踏み切れないことがあります。

しかし水回りのような配管や電気が伴うものだと、表に見えない部分で劣化しているケースが大変多くなっています。じわじわと水漏れをしていて、気が付いた時には遅かった、ということも。見た目だけで判断はできないことを覚えておきましょう。

6-3.段階的なリノベーションは費用がかさむ

水回りのリノベーションでは、設備の他に大工工事、配管工事、電気工事など複数の工事が行われます。そのため関連工事はまとめて1度に済ませた方が、長い目で見ると予算をセーブできることもあります。

また水回りの設備本体を購入する場合、同じメーカーでまとめて購入すると割引をしてもらえる場合もあります。

今年はトイレ、来年はキッチン…など順番にやりたいと思うかもしれませんが、リフォームをする時期が近いのであればまとめて行う方が断然お得です。

【7】水回りリノベーションのセット/パックが安い理由

7-1.水回りリノベーションセットとは?

水回りリノベーションセットとは、水回りの複数箇所をまとめてリノベーションをするセットです。4点セットのものもあれば、洗面&浴室など、場所が近いと想定されているものまで、会社によって取り扱いは様々です。

7-2.セット/パックが安いのはなぜ?

セットやパックのプランは一般的に通常のリノベーションよりも割安です。その理由は、セット内で工事範囲、資材、設備などのリノベーションの内容がすでに決められているため。仕入単価や人件費が安く済み、打ち合わせの手間などもかからないため、安価で提供できるのです。

メーカーによっては、旧商品をお手頃価格で販売するというケースもあります。

7-3.セット/パックの3つのデメリット

お得に見えるセットリノベーションですが、いいことばかりではありません。

  • 設備の種類やグレード、オプションを選ぶことができない
  • 基本的に取り替えのみ。レイアウトを変えたい、内装を変えたい、などは含まれていない場合もあり、補修が必要になれば別途工事費がかかる
  • 保証が含まれていないことがある

などがデメリットです。せっかくリノベーションをするのだから設備の機能をこだわりたい、少し動線なども変えたい、という場合はセットの中身が希望に見合っているか、しっかり吟味しましょう。

【8】どこの業者に頼めばいいかわからない…

いざリノベーション(リフォーム)を検討しようとすると、ホームセンター、大工さん、設備屋さん、リフォーム会社など、山ほど選択肢があり、候補を選ぶのも一苦労ですよね。実際にリフォーム会社を選ぶ際には必ず数社に見積もり依頼して大体の予算感を把握しつつ、内容を比較検討しましょう。

8-1.住宅メーカーやデベロッパーのリフォーム部門

住宅を建ててくれたメーカー・デベロッパーに依頼する方法です。大きな会社ほどネームバリューによる信頼感はありますが、施工の小回りが利かなかったり、工事費が高額になる場合があります。

また、実際の工事を地元工務店に依頼しているような場合は、自分で直接依頼した方が割安になるでしょう。

8-2.住宅設備メーカー系のリフォーム店

TOTO、LIXILなど大手の設備メーカーの行っているリフォームです。設備ブランド系列だと、名前の大きな安心感があります。ですが、実態はフランチャイズだったり、地元の工務店である場合も多くあります。ブランド料の費用が高くなることもあるので、他社とも比較しておくと安心です。

8-3.リノベーション(リフォーム)専門店

リノベーション(リフォーム)専門店は、経験豊富で腕も確かであることが多いです。水回りには予期せぬトラブルもつきものですから、対応力にも期待できるでしょう。

欠点は、空間のトータルコーディネートや、元々手がけていた分野以外の工事が不得意な場合があるかもしれないことです。

8-4.設計事務所

空間のレイアウトやリノベーションによる動線の改善など、暮らしを見つめた提案が得意なのは設計事務所です。そのため設備を単に交換するだけ、などの小規模の工事には対応してもらえない場合もあります。

8-5.地場の工務店

長く地元から頼りにされている工務店は、小回りが利いたり価格面で他の会社より有利になることがあります。工事も大規模から小規模まで対応可能な会社が多いのも特徴です。

ただ地域によっては、施工が戸建て中心という会社も多いでしょう。マンションの場合は対応可能かどうか相談しておきましょう。

8-6.自分にピッタリの業者は?

水回りのリノベーション(リフォーム)は、設備の選択やレイアウト変更など、「劣化したために単純に交換する」ということに留まらない、さまざまな選択肢があります。普段からリフォーム情報への感度を上げておいて、業者を探す際も自分の基準を持てるようにしておけるといいですね。

実際に工事を検討する際には、3社以上で同じ条件を伝え、相見積もりを取るのが鉄則。あとは、担当者との相性で決めるようにしましょう。

まとめ

水回りは特に、空間自体のクオリティや機能面が大切です。新築または前回のリノベーション(リフォーム)から15年以上経つとライフスタイルや家の使い方も変化しているかもしれませんから、設備だけでなく、間取り自体を見直すきっかけになることも。

そんな時は、家や住まい手のことを考えてプラスαの提案をしてくれる会社を選ぶことで、総合的な満足度が高まるはず。何度も行うものではないからこそ、信頼できる業者を選んでください。

>>おすすめ記事:自分にピッタリのリノベーション会社の選び方がわかる6つの手順

リノベ体験記:間取り成功のお手本!デンマーク風の作りこみ過ぎないリノベ事例。

リノベーションしたリビング

実際にリノベーションした家族がどんなところに工夫をし、こだわったのか見てみませんか?今回のリノベーションは、ドアを極力作らない、間仕切りの壁も必要なぶんだけ。実はドアがあるのはお風呂やトイレに向かうサニタリールームの1枚のみ。そんな作り込み過ぎない間取りによって、広さ、眺め、ひかり、子供の様子や気配を感じるゆったりした生活を得られるようになりました。