【5分で読める】床の簡単リフォーム!種類と費用をシンプル解説

床リノベーション事例

床は、お部屋の印象を決めるといっても良いほど大きな役割を担っています。今の部屋をもっとナチュラルな雰囲気にしたい、肌触りのいい無垢材にしたい、などリフォームを考えている方も多いでしょう。

本記事では、プロに依頼をする、DIYにチャレンジする、という2つの方法の押さえておきたいポイントを解説していきます。

【1】「DIY」と「リフォーム業者に依頼」どっちがお得?

1-1.DIYでもできること

DIYで実現できるのは主に「表面的なリニューアル」。お部屋の印象を変える壁紙の張り替えや、床の色や素材を変えるといった内容です。

近年高まっているDIYの人気で、初心者向けの素材やキットも数多く販売されており、気軽にトライできるようになってきています。

1-2.業者しかできないこと

一方で、プロの専門の資格やスキルがないとできないものもあります。電気工事、水道・ガス工事などの分野はDIYでは施工ができません。

照明やコンセントを移動したい、新しい配線をしたい、キッチンや洗面台を設置、移設したい。ガスストーブを設置したいなどの専門性が高いリフォームは、プロの力を借りて任せるようにしましょう。

1-3.あなたはどちら?

床のリフォームはDIYと業者、どちらでも施工可能です。

DIYのメリットは、なんと言っても全体のコストを抑えることができる面にあります。全て自分で行うので、当然人件費はかかりません。必要なのは材料費と時間のみ。器用で物作りの趣味があるような人なら、楽しみながらチャレンジできるでしょう。

しかし、その反面、床は範囲が広く大変で、細かな処理も必要なため、慣れていない場合は注意が必要です。仕上がりの美しさは自分の技量次第ですし、忙しくてなかなか時間が取れないという場合は作業もスムーズに進みません。結局、プロに依頼をした方が早く済んで満足度も高かったというケースも少なくありません。

自分がどんな形でリフォームをしたいのか、しっかり検討して方法を決めましょう。

【2】自宅の床をDIYリフォームする方法

床のリフォームをする場合には、元の床の上に新しい床材を張る「重ね張り」と、元の床を剥がしてから新しい床に施工する「張り替え」の主に2パターンがあります。

元の床に大きな傷みが見られない場合は、強度も増すことができる「重ね張り」、床の高さを変えたくない、空間に段差を生みたくない、元の床の傷みを補修・解消したい場合は「張り替え」がおすすめです。

詳しくは「DIYで実現する床の張替えリフォーム!(リビング・浴室・キッチン編)」も参考にしてください。

【3】賃貸の床をリフォームする簡単方法

賃貸はリフォームできない、と思っている方も多いかもしれません。実際、床を一度剥いで張り替えるという方法は賃貸ではできません。

ただ最近ではそんな賃貸向けに、現在の床の上に重ねてはめ込んでいくだけのフローリング材や、パネルタイプの床材も販売されています。いずれも気軽にチャレンジしやすく、撤去も比較的簡単です。

持ち家でしか実現できない模様替えを賃貸でもできるのは嬉しいもの。自分の好みに合った床材を探してみてください。

【4】床のリフォームを業者依頼するコツ

4-1.種類

床のリフォームとひと口に言っても、床材の種類は実に多様です。それぞれの特徴を押さえていきましょう。

複合フローリング

木質の床材で、複数のベニヤ材を貼り合わせたフローリング専用床材です。色味やデザインが豊富で、品質が安定しているのが魅力です。天然木(突板)で仕上げられているもの、木目がプリントされているシートタイプのものがあります。

無垢フローリング

複合フローリングと違い、天然木を切り出した芯まで無垢材の木製フローリングです。比較的高価ですが、本物の木のため肌触りがよく、質感も当然ナチュラル。住まいの素材にこだわる人から高い人気を得ています。

カーペット

絨毯素材でできている床材です。温かく足触りが柔らかいのが特徴。音が響きにくいのもメリットです。施工しやすいタイルカーペットなどの製品が主流です。防汚、防ダニ、防臭加工されている商品も珍しくありません。

コルク

コルクボードなどでおなじみのコルクも、床材があります。クッション性が高く、保温性にも優れ、ほこりが立ちにくいのが特徴です。

フロアタイル

ビニール素材でできたパネル状のタイルです。水に強く主に水回りに採用されますが、デザイン性も高いためリビングのフローリングとして利用されることも。ウッド風やタイル風など種類も豊富です。

クッションフロア

「CF」と表記されることが多い、ビニール素材の床材です。こちらも主に水回りで使われ、比較的安価なため多くの賃貸マンションで採用されています。

日本ならではの素材の畳。い草の香りや柔らかさは畳にしかない心地良さを感じられるでしょう。最近は床の上に置くだけのものもあります。

4-2.費用

床のリフォームを専門の業者に依頼をした場合、総額の費用は採用する床材の種類とグレードによって大きく異なります。

一般的に8畳程度の大きさの場合で比較してみましょう。

フローリング…張り替えの場合で10〜20万円、重ね張りの場合で8〜10万円程度が目安です。ただし素材のグレードによって価格の幅が大きく、無垢材や高価な機能性を持ったフローリングの場合はさらにかかる場合があります。

  • カーペット…張り替えの場合8〜16万円、重ね張りの場合6〜11万円程度
  • フロアタイル…張り替えの場合8〜15万円、重ね張りの場合6〜10万円程度
  • クッションフロア…張り替えの場合6〜10万円、重ね張りの場合で5〜11万円程度

上記金額はあくまでも目安となります。現在の住宅の状況や、同じ素材ではなく異素材への張り替えの場合ではまた費用が変わりますので、検討する際にはいくつかのリフォーム業者へ相談し、現地調査の上で見積もりを取るのが安心です。

4-3.期間

プロの業者へ依頼をした場合、フローリングだと重ね張りの場合で1~3日、張り替えの場合で2~4日程度が目安です。

パネル状の複合フローリングと、1本1本張っていく無垢フローリングでは少々期間が異なります。無垢フローリングで塗装が必要な場合は1日余分に考えておきましょう。

床を工事する場合は、入居前の家でなければ片付けや家具の移動も必要です。数日前後の余裕も見ておくと良いでしょう。

4-4.業者に依頼するコツ

リフォームを依頼する際の業者は、たくさんあるので迷ってしまう方が多いかと思います。

例えば、古い家のために下地の状態から確認をしてほしい場合や、間取りも一緒に変えたい場合などは、豊富な経験からの提案をしてもらえるリフォーム・リノベーション専門会社。

現在の家を建築したり、以前リフォームを依頼したことがあるなら、家のことをよく知っているハウスメーカー。

建材や素材にとことんこだわりたいなら床専門のリフォームショップなど、それぞれの得意とする分野で安心できる会社を選ぶのがおすすめです。

また、検討したい床材によっては業者によって取り扱いが無い場合もあるので、気になるものがある場合は事前に尋ねてみると良いでしょう。特に無垢材は業者によって仕入れ値が異なる場合もあります。検討する際には、2~3社の見積もりを取り、実際に話をしてみて比較検討しましょう。

4-5.床リフォームの注意点

フローリングは「重ね張り」か「張り替え」のいずれの場合も注意点があります。

「重ね張り」はどうしても床の素材分の高さが発生します。そうなっても生活に支障がないか、もしも段差ができる場合はどのように処理をするかを業者と話し合っておきましょう。

「張り替え」の場合は一度旧床を剥がす分工期が長くかかり、廃材の処分費などのコストも必要です。床に接する周囲の補修工事などが必要になることもあるので、予算は多めに考えておく必要があります。

また、特に注意が必要なのは、マンションで施工をする場合。管理規約で施工方法に規制があったり、事前に届出や許可も必要です。さらに、防音への配慮や床材が指定されることもあるので、しっかり確認をしておきましょう。

4-6.メンテナンス

床材は毎日触れるものなので、こまめなお手入れが長持ちさせる秘訣になります。

基本は掃除機掛けと固く絞ったぞうきんで水拭きをしましょう。ワックスが必要かどうかは床材によって異なり、ワックスの種類も床材の種類によって適したものを選ばなければいけません。

業者へ依頼をした場合は、どの床材を採用するか検討している際や、引き渡し時にお手入れ方法を尋ねてアドバイスを仰いでおくと安心です。

【5】それはリフォーム?リノベーション?

ただ単に床材を変えたい、古い床を新しくしたいという場合はリフォームの範囲に収まります。しかし、床材を変えたいと思ったきっかけに「こんな空間を実現させたい、理想の家で暮らしたい」というイメージがある場合は、単純な床のリフォームだけでは思ったような空間にならない可能性もあります。

暮らしやインテリア全体を改善し、見直したい場合は思い切って空間全体のリノベーションを検討するのもおすすめです。

*おすすめ記事:リノベーションとリフォームの違い。予算や工期を知り賢い選択を!

まとめ

色や素材で家の印象が大きく変わる床材。毎日肌に触れる素材でもあり、家具との相性もあるため、実は住まいの居心地に大きく関わっています。

床の色を変えたい、無垢材のフローリングに憧れる…などの思いは、実は床だけでなく理想の内装やインテリア全体につながることがほとんどです。

住まいのイメージチェンジのために床のリフォームを考えた場合は、本当に床だけで悩みや思いが解決できるかを考えてみてください。この機会に家全体を見直し、心地よい家づくりのきっかけにしてみてはいかがでしょうか。

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