マンションのフルリフォーム費用は490万円?正しい工事内容の選び方

マンションのフルリフォーム

中古マンションを購入して、フルリフォームをする前に、費用や期間、また、リノベーションとの違いなどをしっかり把握して後悔のない選択ができるようにしておきましょう。まずはフルリフォームの費用や期間、相場についてから、お伝えしていきます。

1.フルリフォームの費用と相場と期間

フルリフォーム

フルリフォームという単語は、施工する会社によって定義があいまいな部分があります。例えば、トイレ、キッチン、お風呂の設備を入れ替えて、フローリングの張替、壁紙を新品に替えたらフルリフォームとする場合もあれば、間取りの変更まで(畳の部屋をなくして、大きなリビングにするなど)を行ってフルリフォームとする場合もあります。

会社によってフルリフォームの定義が曖昧なので、その会社のフルリフォームに、どんな内容が含まれていて、何が含まれていないのかを、しっかりと把握しておく必要があります。

みんながリフォームに使ってる予算ってどれくらい?
住宅リフォーム推進協議会調査では、100万円から300万円が28.6%、300万円~500万円が19.1%、500万円~1000万円が23.3%で、リフォームの依頼を出していることがわかります。平均すると490万円が、リフォームに使われている金額となります。

しかし、これはあくまで平均。自分たちが望むものの完成形が、どんなものなのかを把握しておく必要があります。どこまでやりたいのかを把握することで、実際に見積もりをもらうときの金額も明確になります。
 
見積もりをいくつかもらう
自分たちが望むものが把握できたら、各種工務店に見積もり依頼をしましょう。このときに、どれだけ細かい依頼をできるかで、見積もりの比較がやりやすくなります。
 
期間について
実際に施工している会社に施工期間などを尋ねると、1か月半~2か月程度がフルリフォームの工事期間となっているようです。この期間についてもフルリフォームの内容によって多少の前後があります。

2.フルリフォームとリノベーションの違い

中村橋のリノベーション事例

「リノベーションとリフォームの違い。予算や工期を知り賢い選択を」で紹介しているとおり、リフォームは、現状復帰の意味合いが強く、住み始めた当初のものに戻していく意味あいがあります。また、リノベーションは、住む人のライフスタイルに合わせ、建築当初の思惑とは全く別の新しい間取りに変更していくものになっています。

一番の差は間取りの大幅変更
通常、フルリフォームを行う場合は、トイレ、キッチン、お風呂設備の交換、畳部屋をフローリングにし、壁紙の張替などをするケースが多いようです。これは、既存の間取りをほとんど変更せず、設備や見た目を新しくするイメージです。

一方リノベーションの場合は、住む人の趣味やライフスタイルに合わせて間取りを大幅に変更するので、一部屋分くらいある土間の玄関を作ったり、窓のあるお風呂や個室を極力なくした大空間など、住むい人の意思が大きく反映される間取りになります。自分たちが求めているのはフルリフォームなのか、リノベーションなのか、まずはそれをはっきりさせることからスタートしましょう。
 
 

3.リノベーションの費用と相場と期間

リノベーションの期間

リノベーションの費用は一部の会社では㎡単価で計算できるようになっています。およそ、12万円~程度であることが多いようです。60㎡の場合は、720万円(税別)くらい、と予想がつけられるようになっています。そうはいっても、使う材料や入れるキッチンやお風呂などの設備の金額で青天井になるケースもあります。
おおよそ相場としては、60㎡なら720万~1200万程度の中で納まることが多いようです。詳しい事例や価格は、「リノベーション事例を価格順で比較!月々の支払額も大公開」に掲載しています。

リノベーションに必要な期間

リノベーションの場合、ヒアリングを通して間取りの設計から行い、ひとつひとつの設備やドアノブ、コンセントの位置なども決めていくため、設計の打ち合わせに3か月、そこから、内装の解体をし、工事が完了するのに3か月程度かかるため、合計期間としては6か月程度が必要となります。

4.リフォームとリノベーションどちらを選ぶべき?

リノベとリフォーム

住まいのこだわりが低ければリフォーム
これから中古マンションを探して、綺麗な内装で暮らしたい、それに工事の期間も予算も抑えたいという場合は、リフォームを選ぶべきです。

リノベーションに比べ、費用も期間も圧縮することができます。

ただし、フルリフォームなどを行うとしても、大幅な間取りの変更などはないため、自分たちのライフスタイルにあった住まいとはなりにくいことを知っておく必要があります。

逆に言えば、住まいへのこだわりがそれほどない場合は、リフォームが1番の選択肢となります。

こだわりが高ければリノベーション
中古マンションを購入して、自分たち家族のライフスタイルに合った理想の住まいで暮らしていきたい場合は、リノベーションを選ぶべきです。

リフォーム済みの物件やリノベーション済み物件の販売サイトを見ても、あまり盛り上がらない場合は、リノベーションが向いていると言えます。

リフォームに比べ、予算や期間が必要なことを知ったうえで、どちらが自分たち家族に向いているのかしっかりと家族で話し合いをしましょう。
 

5.住宅購入と共にリフォームやリノベーションをするなら何より予算

予算が大事

まず、大前提として、今以上に幸せになるために、「家」という「道具」を購入することを検討しているので、その道具にお金を使いすぎて、日々の暮らしが圧迫されるのは本末転倒です。
そのため、何より大事なのは、リフォームを選ぶか、リノベーションを選ぶかではなく、自分たち家族が、住まいに使っていい予算をしっかり把握することです。予算の把握は、ファイナンシャルプランナーが無料で行ってくれることも多く、まず予算ありきで考えていきましょう。
また、ローンについては、「リノベーションのローンを迷わず選ぶ方法とオススメ銀行5選」や、「【年収別】住宅ローン目安表!その予算で住めるエリアは?広さは?」どうぞ。

6.まとめ

まとめ

・フルリフォームの定義は会社によって異なるため、内容をしっかり見る。
・リフォームは原状復帰、リノベーションは全く異なる間取りに変更する意味合いがそれぞれある。
・予算や期間を抑えるならリフォーム。こだわりを求めるならリノベーション。
・どちらを選ぶとしても、予算ありき。
 
以上を理解したうえで、どういったものが自分たちに会っているのか、家族で話し合ってみましょう。

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