東京で戸建て購入!おすすめエリアと「賃貸・新築・中古」費用比較

センスあるダイニングテーブル

東京で戸建て購入を検討している場合、エリアはもちろん、新築か中古か、あるいは賃貸か、どのような選択をするか決めかねている人も多いのではないでしょうか。

今回は、東京で戸建て購入する際の具体的シミュレーションと、チェックしておきたい情報をまとめてみました。

【1】戸建て(東京)の賃貸・新築・中古の費用を比べてみました

1-1.東京の戸建て賃貸

東京で戸建てを賃貸し続けた場合をシミュレーションしてみましょう。

■家族構成:Aさん(30歳)、奥さん(30歳)、息子(0歳)の3人家族

手取り年収500万円のAさんは、都内の戸建てに家族と一緒に賃貸で住むことにしました。月の手取りは約41.6万円。住居費として月々15万円、生活費も15万円で、毎月30万円の支出があります。

月収である41.6万円から毎月の支出30万円を引くと11.6万円が残ります。この11.6万円をほぼ貯金に回したとします。

子ども一人の教育費は、幼稚園から大学まで公立なら平均1,300万円、私立の場合は2,500万円だと言われています。Aさんの奥さんはパートをしており、子どもにかかる教育費は奥さんの収入で賄います。

この生活を続けていくと、1年後に約140万円、10年後には約1,400万円、Aさんが定年退職する35年後には約4,900万円の貯蓄ができます。

退職後に郊外の賃貸マンションに引っ越し、住居費が10万円になりましたが、生活費は変わらず月々15万円で、毎月25万円ほどが家計から出ていきます。1年間で300万円ほどの支出です。

貯蓄額(5,000万円)÷1年間の支出(300万円)=16.333…

貯蓄を住居費と生活費に充てて計算してみると約16年生活できることになります。81歳まで生きられるとも言えます。さて、皆さんはこれをどのように考えますか?

1-2.東京の新築戸建て

次にシミュレーションするのは、新築一戸建てを購入した場合です。先ほどのAさんが新築の戸建てを選んだ場合を考えてみましょう。

Aさんは都内で満足できる新築物件を見つけたため、購入することに。価格は6,296万円、全額をローンによってまかなうと月々のローンは18.8万円です。戸建てなので管理費や修繕積立金は必要ありませんが、将来の修繕費用のための積み立てを2万円とすると、毎月の住居費は20.8万円になります。

住居費20.8万円と生活費15万円で月々の支出は35.8万円です。

Aさんは月に約41.6万円の手取りがあるため、下記の通り5.8万円を貯金することができます。

手取り(41.6万円)− 支出(35.8万円)= 5.8万円

この場合の貯蓄額は、1年後に約70万円、10年後には約700万円、定年退職する頃には約2,450万円となります。

退職後、無事ローンは完済し、修繕費用の積立金2万円と生活費の15万円で月々の支出は17万円なので、年間204万円の支出となります。貯蓄からこれらの支出をまかなうとなると、下記のような計算が成り立ちます。

貯蓄額(2,450万円)÷支出(204万円)=12

定年退職後12年間、つまり77歳まで生きられることになりますね。賃貸より寿命が短くなってしまいました……。平均寿命に満たないので、少々不安に思う人も多いかもしれません。

1-3.東京の中古戸建て

最後に、Aさんが中古戸建てを購入した場合を見てみましょう。

1,830万円の中古戸建てが気に入ったAさんは購入を決めます。リノベーションをして660万円がかかったため、総額は2,490万円です。

住宅ローンで全額まかなうと、月々約7.5万円。新築時と同じように将来の修繕費用のための積み立て金2万円を足して、住居費は毎月9.5万円かかることになります。月15万円の生活費を足すと月々の支出は24.5万円です。

41.6万円の月収から支出を引くと17.1万円です。これを毎月貯金した場合、1年後には205万円、10年後には2,052万円、定年退職する頃には7,182万円の貯蓄が可能になります。

定年後は、ローンも完済し修繕費用の積立金2万円と生活費の15万円で、毎月の支出は17万円です。年間で204万円の支出となり、これを貯蓄でまかなうとすると、下記のようになります。

貯蓄額(7,182万円)÷支出(204万円)=35.205…

Aさんは定年後、100歳まで生きることができる計算になります。「100歳まで生きることができるなら」と、安心した人も多いのではないでしょうか。

【2】東京で戸建てが安いエリアはあるのか?

職場や子どもの学校が東京都内にあるなど、様々な理由から東京で家を探している人も多いと思います。しかし東京では土地も物件も高くなかなか良い物件が見つからないというケースも少なくありません。

確かに港区や渋谷区のような、便利でおしゃれなエリアは中古物件だとしてもなかなか手を出せない価格帯が多いのですが、探している範囲を少し広げてみると、その選択肢も広がるはずです。

東京23区だと、江戸川区、葛飾区、足立区、江東区などのエリアが比較的安いと言えるでしょう。

23区外なら、八王子市、昭島市、青梅市などの西東京エリアは、1,000万円以下で、ある程度広さもある中古住宅を見つけることも可能です。23区とは雰囲気が異なりますが、家族で住むなら適したエリアだと言えるでしょう。

【3】東京都内で戸建て購入!おすすめエリアは?

東京都内でも、周辺環境や各自治体が実施している補助に大きな違いがあります。ここでは「子育てしやすいかどうか」という視点から見てみましょう。

3-1.東京23区の西エリア

世田谷区、新宿区、渋谷区、中野区、大田区、杉並区、練馬区などが23区内の西側エリア。

子育てに関する支援が手厚いのが杉並区です。一時保育や行事の参加に利用できる「杉並子育て応援券」を未就学児のいる家庭に販売したり、認証保育園、私立幼稚園の助成、特定不妊治療助成金などを実施しています。

新宿区や渋谷区は、物件の価格相場は高いものの、地域密着型の子育て支援や、出産時におもちゃを普及したり、出産助成金最大10万円支給、認証保育園・私立幼稚園の助成などのファミリー向けの取り組みをしています。

地域に住むママや親子同士の交流が盛んなのが大田区と練馬区。第3子以上の出産時には、大田区は5万円、練馬区は20万円の支給を行っています。

世田谷区は住宅街の印象が強いものの、その分、待機児童数が都内では1位となっており子どもを保育園に入れるのが難しいようです。

3-2.東京23区の東エリア

下町のイメージの強い江戸川区、荒川区、葛飾区、台東区、江東区などの東エリアは、23区内でも比較的手を出しやすい価格の物件もあります。

下町の雰囲気あふれる亀戸や清澄白河から、高層マンションも多い豊洲、お台場周辺を含む江東区は、待機児童0を目指しています。10箇所で読み聞かせを実施したり、第3子以降は認可保育園の保育料無料といった取り組みも行っています。

江戸川区は、0歳児がいる家庭は月に1万3,000円を支給するなど、独自の助成金制度を実施しています。

3-3.東京23区外のエリア

三鷹市、武蔵野市、調布市、立川市、町田市など23区外は自然に恵まれた地域や住宅街が多く見受けられますが、都心にアクセスする場合もそれほど時間がかからないのが魅力です。八王子市、町田市などは、それぞれの中心街が栄えているので生活にも困りません。

ファミリー向けの子育て支援も各自治体が実施しています。三鷹市は相場が高いものの、治安ランキング1位を誇るため、安心して子育てしやすい地域と言えるでしょう。

まとめ

いかがでしたか?東京で戸建ての物件を探す際は、今回ご紹介した情報を頭に入れつつ、素敵な戸建てを見つけてくださいね。

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