リノベーションの費用、マンションの場合はいくらかかる?

リノベーションの価格はいくら

今話題となっているリノベーション。マンションの場合、費用はいくらかかるのか?新築マンションより、中古を買ってリノベーションする方法を選んだ人たちの理由や、リノベーションの費用を抑える方法も含めてお伝えしていきます。

1.リノベーションの概算費用を出している会社があります

リノベ価格は平米単価

中古マンションのリノベーションをする会社は全国に数多くありますが、その中には、リノベーション費用をおおまかに計算できるようにしている会社もあります。そういった会社の多くは、㎡あたりの単価で計算できるようになっています。
例えば、70㎡の専有面積のマンションをリノベーションするなら1㎡あたり、12万円など、ある程度の予算感が出ています。
上記の場合なら、金額としては、840万円(税別)が、リノベーションにかかる費用となります。
 
ゼロリノベの計算方法
ゼロリノベの場合、㎡単価は、6万円~+350万円(税別)となっています。
70㎡のマンションの場合、

420万~+350万円=770万円(税別)

から、リノベーションを行うことができます。詳しくは、ゼロリノベでご確認ください。

2.事例で見るリノベーション費用の違い

上記で、広さによってリノベーションの価格がおおよそ把握できるとお伝えしましたが、それだけで価格が決まるわけではありません。ここで、2つの事例を見比べてみましょう。

草加市のリノベーション事例

 ・リノベーション費用:880万円(税込)
 ・エリア:埼玉県草加
 ・交通:東武スカイツリーライン「谷塚駅」徒歩 6分
 ・専有面積: 77.76 m2
 ・構造:鉄筋コンクリート造 8階建て
 ・築年月: 1982年 4月

代々木上原のリノベーション事例
  
 ・リノベーション費用:1300万円(税込)
 ・エリア:東京都渋谷区
 ・交通:東京メトロ千代田線・小田急線「代々木上原」駅
 ・専有面積:55.22平米
 ・築年月:1997年 11月

それぞれの費用と専有部の広さを比べてみていかがでしょうか?
実は、広さとは別に、リノベーション費用が上がってしまう要因があります。
それを次項でご説明します。また、この他の事例や費用については、「リノベーション事例を価格順で比較!月々の支払額も大公開」で詳しく知ることができます。
  

3リノベーション費用を抑える4ポイント

4つのポイント

どこに注意すればリノベーションの費用を抑えることができるのか、大きなポイントを4つご紹介します。

キッチン
リノベーションの工事費用とは別に、設備費用として上がりやすい項目の1つがキッチンです。
金額の低いものであれば全部で30万円程度で納めることもできますが、逆に200万円クラスのキッチンも存在します。また、造作キッチン(オリジナルの手作りキッチン)にすると、費用も上がります。
もし安く納めたいのであれば、各メーカーのキッチンから、最低限の機能を持ったシステムキッチンを選ぶのがおすすめです。(上記の代々木上原のリノベーション事例はキッチンをオリジナルで作っています)
 
お風呂
お風呂も、キッチンと同じく金額の上がりやすい項目の1つです。特に、お風呂は、広さを求めるほど金額が上がっていきます。50万円程度のものから、300万円以上するものまで、多種多様です。
また、キッチンと同じく、お風呂をゼロから作ることもできます。この場合は、お風呂の広さや縦横の寸法なども自由に決めることができ、お風呂が好きな方にとっては非常に好まれるものになっています。ただし、金額のほうは安くはないので注意が必要です。(上記代々木上原の物件はお風呂をオリジナルで作っています)
 
フローリング
フローリングの種類によっても金額は大きく異なります。というのも、フローリングの価格は、㎡あたりの金額で決められています。例えば、㎡3000円のフローリングで60㎡のマンションなら、単純計算で、18万円(施工費は別)です。しかし、㎡10000円のフローリングで同じ条件なら、60万円の費用となります。マンションが広ければ広いほど、㎡あたりの価格の違いが大きく表れます。注意しておきましょう。
 

実は、床や天井よりも面積が大きいのが壁の存在。仕上げを、クロス(壁紙)にするか、塗装にするか、漆喰や珪藻土にするかで価格は異なります。基本的には、クロス(壁紙)→塗装→漆喰や珪藻土、の順に価格は上がっていきます。

4.低コストで綺麗にオシャレに見せるなら

低コストでオシャレに

リノベーションとはいえ、新築テイストが好きだし、なるべくコストをかけたくないという方もいるかもしれません。そこで、一般的にどういったところを注意すれば、コストを抑えつつ、オシャレになるかを記載します。
 
設備は普通のもの
上記でお伝えしたとおり、キッチンやお風呂の設備は、なるべく一般的なものを選びましょう。ここの設備費用で、リノベーションの価格は大きく変わります。また、メーカーから出ているものは、昔と違って安くとも、それなりに見えるものが多くあります。ショールームなどへ行って価格帯を調べてみるのもよいかもしれません。
 
フローリングは無垢材
フローリングは、いつも体に触れている部分です。ここはビニール素材のものより多少値がはっても、無垢のフローリングを選ぶことをおすすめします。空間の質的にも、雰囲気は無垢フローリングを使うと大きく変わります。
 
壁は壁紙(新築感が出る)
新築っぽい雰囲気にするならクロス(壁紙)がおすすめです。薄いグレーのクロスなどを選ぶと、雰囲気が大人っぽくなります。
また、一部の壁(玄関など)にアクセントとして、別の色のクロスを使うのも、よい雰囲気が出るのでおすすめです。
 
家具を豪華にして空間クオリティを高める(30万くらいのソファーなど)
基本的に、リノベーションの費用を抑えて、家具に予算を使いましょう。白くてシンプルな空間でも、高級なソファーとテーブルがあるだけで、一気に場の空気は変わります。逆に、空間にいくら費用を使っても、安物の家具を選んでしまうと、どうしても、いまいちな空間になってしまうので、注意が必要です。
 

5.新築マンションからリノベーションに移った人たちの理由

首都圏マンション新築と中古の成約件数推移

この図は、新築マンションと中古マンションの売買量を表しています。2016年は、新築マンションよりも、中古マンションの方が売れた日本で初めての年となりました。やはり、時代的に見て、中古を買ってリノベーションすることが主流になってきています。また、新築マンションではなく、中古マンションのリノベーションに興味を持ったのかのアンケートの抜粋になります。

中古を選んだ理由

この他のアンケートを見てみると大きくわけて、自分たちの好きな間取りじゃない。狭いのに高い。2つのことに不満を抱いていることがわかりました。もし、新築が自分たちにとって、合う間取りなのかどうかわからない場合は、一度、モデルルームに行ってみることをおすすめします。ただし、その日に買ってしまわないように注意しましょう。

6.中古マンションは外見が古くてイヤだ

ビンテージなマンション

実は、中古マンションの中にも許せる古さと許せない古さのマンションがあります。

また、築20年前後のマンションであれば、2000年近くに建てられたものです。自分たちが思うほど、古い外観ではないものも存在します。もし、マンションの外観がネックになっているのであれば、実際に中古物件を見てみることをお勧めします。許せる外観のマンションがあることがわかるかと思います。
また、中古マンションを探す場合は、築20年前後のマンションを探しましょう。

詳しくは「マンションは新築と中古どっち?データで検証し迷いがなくなる!」に書いてありますが、マンションの価格の下落が止まるのが20年前後だからです。そういった意味で、購入しても損(価格の下落)をしにくいマンションの条件として築20年程度のマンションをおすすめします。

7.中古マンションは耐震も寿命も不安なんだけど

地震

マンションの寿命を決めるのは、どのようにそのマンションが管理されてきたかの、管理状態です。
また「中古マンションは何年住める?「寿命と建て替え」3つのポイント」で触れている通り、マンションの寿命は100年以上という国土交通省の資料もあります。もちろん、すべてのマンションの寿命が100年以上とは言えませんが、新築マンションも、これから15年何も管理せず放置すれば、質の悪い中古マンションとなってしまいます。そういった意味で、管理がどのようにされてきたか確認できる中古マンションは、ある意味安心とも考えられます。

中古マンションの耐震についても、構造的なものや、立地など、様々な要因がありますが、一番は、やはりどのように管理されてきたかです。

阪神大震災の倒壊グラフ

この図は、阪神大震災のときの、マンションの災害度比率を表した図です。旧耐震と新耐震に分かれていますが、いずれも、倒壊したマンションは、しっかりと管理されていなかったマンションです。中古マンションを購入するときは、しっかりと管理されてきたかをチェックするようにしましょう。

8.まずは、家に使っていい予算を知る

 住まいの予算

今よりも幸せになるために、そのツールとして、家の購入を検討しているのに、月々の支払に追われるのは、本末転倒です。なので、新築マンションを選ぼうと、中古マンションのリノベーションを選ぼうと、どちらにしろ、住まいに使っていい予算は、しっかりと出しておきましょう。

奨学金受給率グラフ

この図は、奨学金を受けている学生の比率を表しています。20年前は20%もいなかったのに、現在では、2人に1人が奨学金という借り入れをしています。学費を支払いきれない親が増えているということでしょうか。また、奨学金の支払いが滞ると、住宅ローンの審査に落ちる場合もあります。家に使っていい予算は、しっかりと決め、それを守るようにしましょう。

組んでもいい住宅ローンの目安金額が知りたい方は、【年収別】住宅ローン目安表!その予算で住めるエリアは?広さは?を参考にしてください。

まとめ

いかがだったでしょうか。リノベーションの費用は、

・おおよそ㎡単価で出せること。
・設備や素材にこだわると、どんどん費用は上がっていってしまうこと。

また、中古マンションの耐震、寿命についてや、住宅予算についても触れてきました。もう少し事例を知りたい方は「リノベーション事例を価格順で比較!月々の支払額も大公開」で、費用の出ているリノベーション事例が確認できます。自分たちの住まい選びの参考として、ぜひ確認してみてくださいね。

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