マンションの一人暮らしで本当に賢いのは、購入or賃貸どっち?

大きなキッチン

一人暮らしの間は、賃貸のアパートに住むという考えが普通のような気がします。
が、最近は一人暮らしでマンションを購入する方が増えてきています。
そもそも、一人暮らし自体の人口は増加し続けています。
下記は、人口問題研究所の人口推計です。

単身と有配偶者の人口推移

こちらの推計からすると、有配偶者の人口はすでに減り続けていますが、単身者は2025年まで増加傾向です。
その後は、日本全体の人口が減少していきますので、単身者も有配偶者も減少していきます。

このような背景もあり、一人暮らしが増えていることで、一人暮らし用の住居のニーズは増えているのです。
でも、一人暮らしでマンションを買った方が良いのか?やっぱり賃貸にした方が良いのか?
迷いますよね?

この記事では購入したほうが良い人と賃貸にしたほうが良い人、それぞれのタイプをお伝えしたく思います。
この記事をお読みいただき、自分にとって何が良い選択なのかを考えられる機会になれば幸いです。

購入した方が良い人

・将来のため資産形成をしっかりと行いたい

誰しもが思うことなのですが、「家賃がもったいない」という理由から、資産形成のためにマンションを購入する一人暮らしの方が増えています。
言わずもがな、家賃の支払いは「消費」です。家を購入することは「資産形成」です。
ローンを組んで、毎月返済をすることは消費ではありません。
家という資産のために、毎月貯金をしている事と同じです。
ローンも支払い終われば、あとは老後の住処も確保ができ安心です。

ただしローンを組む事が怖いと思っている方には「住宅ローンが不安な方に送るシンプルな考え方」を参考にしてください。

・自分の好きな空間で生活を充実させたい

1日の3分の1は家の中で過ごします。
人生の3分の1を自分の好きな空間で暮らすのと、自由にできない他人の家にお金を払って暮らすのでは、人生の豊かさに違いが出てくるかもしれません。
やっぱり、自分の趣味に囲まれて、自分の好きなテイストの空間で生活出来たら素敵だなと思う人は購入したほうが良いです。

マンション購入を迷っている。でも、自分の好きな空間に住みたいと思う方は、「なぜ、中古マンションを購入してリノベーションが流行っているのか?」を参考にしてください。

・ローンを組むことができる

これは、なかなかシビアな問題なのです。
マンションを購入したいと思っていても、ローンを組む事が出来なければ購入する事ができません。
ローンを組む事ができる人は幸運です。

ローンを組む事でできる人とは
・社員もしくは契約社員として、1年以上は同じ勤務先にいること
・個人事業主であれば、黒字申告を3年はしている事
・健康である事
等です。

勤続年数や収入については、自分の努力次第でなんとかなるかもしれません。
しかし、健康については努力次第でなんとかなるものでもありません。

通常の銀行ローンでは、健康状態をチェックして、一定の病名の項目に合致してしまうとローンが出ない金融機関がほとんどなのです。
もちろん、これが全てではないのですが、健康状態が良くないとローン申請のハードルが高くなります。
なので、健康というものは、本当に幸運だなーと考えさせられます。

・現金を持っている

現金を持っている方であれば、ローンを組む必要はありません。

現金の使い道として、現金を元手に事業をするとか、何か良い投資先を知っていて現金を増やす事ができるという方でなけければ、自宅の購入に現金を使うのは堅実かと思います。

現金をそのまま、銀行に預けいれておいても、それほど増えません。
むしろ、政府はインフレ(ものの価格が上がる)方向に経済を舵取りしてますので、もの(家、食品、服等々)の値段は上がっていきます。
そんな状況で、増えない現金を銀行に置いたままでは、今なら買えたマンションも、来年には買えなくなってしまうでしょう。

そうは言っても、もう少ししたら値段が下がるかもしれないよね?
って思われる心理もわかります。

そんな心配については「マンションの買い時はいつ?」を参考にしてください。

ベッドルーム

賃貸の方が良い人

・転勤族である

本当は、転勤族であっても資産形成のためには、現金で貯蓄しておくよりも不動産を購入したほうが良いのです。
しかし、そうは言っても自分が住まないのに家を購入する気が進まないという気持ちはわかります。

割り切って、転勤の間は人に貸す事になったとしても、賃借人が自分の代わりにローンを支払ってくれていると考えてみてはいかがでしょうか?
やはり、老後に住む場所を確保する事には安心感がもてると思います。

・会社から家賃補助がかなり出る(自己負担が3万円未満である)

賃貸をしていると、相当な金額の補助を受ける事ができるという場合は、賃貸のままの方がお得です。

ただし、3万円以上は自己負担しているのであれば、やはり購入したほうが良いのかと思います。
というのも、一人暮らし用のマンションを購入した場合は2~3万円は管理費・修繕費が毎月かかります。
その2~3万は資産形成には直接にはならないお金なので、2〜3万円くらいを自己負担するにとどまるなら、賃貸のままのほうが良いかもしれません。

しかし、例えば4万円を自己負担しているのであれば、マンションを購入した場合、管理費用・修繕積立金を差し引いても1~2万はローンの返済にあてられるため、自分の資産形成に使えるはずです。
自分の資産形成のためには、購入をしたほうが良いかもしれません。

ただ、4万円を自己負担して、都心の便利な場所に住む事が出来ているという方は、4万円の月々のローンで住むマンションを都心に購入する事は困難ですので、賃貸の方がお得感があるでしょう。

・結婚を間近に控えている

最近は、20代で結婚を考えている彼や彼女がいる一人暮らしの方も、資産形成を早期にしたいために、とにかく早くマンションを購入するという方が増えています。

ただ、もう結婚が1年後くらいに控えているのであれば、一人暮らし用のマンションを買ってしまうのを一旦踏みとどまったほうが良いかと思います。

年収が相応に高ければ、結婚後の二人以上の暮しに適した広さのマンションを2件目として購入する事も勿論可能です。
しかし、通常は返済比率が厳しくなりますので、1件目のマンションを先に売却してくださいと銀行に言われます。

借り入れ可能額に関しての考え方はこちらの「年収別比較表」も参考にしてください。

余談。幸福学からみた人暮らし

幸福学の観点からすると、以下が幸せの順番のようです。

1位 仲の良い夫婦
2位 一人暮らし
3位 仲の良くない夫婦

夫婦でも仲の良い夫婦は一握りのようです。

ほとんどは、良い関係を維持できていないのが現実らしいです。

同じ屋根の下でいがみ合って生きてくよりも、一人のほうが気が楽だし、幸せだという事もうなずけます。

平山邸の窓

終わりに

今後も一人暮らしが増えていきます。
一人暮らし用のマンションを購入しておく事は、資産形成に役立ちます。
もし、賃貸に出す場合は、一人暮らし用の広さのマンションはニーズが高く、㎡単価ではファミリータイプの広さよりも高く賃料を取る事が可能です。
という事は、やはり一人暮らしで賃貸に住むという事は経済的に高い支出をともなっている事になります。

今後、パートナーができる事を考えて賃貸を維持するよりも、健康という幸運があるうちに一人暮らし用のマンションを購入する事をお勧めします。

また、資産性の高いマンションを購入すれば、パートナーができた時には売却しやすく安心です。

マンションの選び方については「この7ポイントだけ守れば大丈夫!」もご参考にしてください。

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