物件探しから頼めるリノベーション会社の選び方4視点

物件探しからのリノベーション

ご訪問ありがとうございます。いえろは編集部です。

物件探しからリノベーションまでを1つの会社に依頼することによって、銀行によっては住宅ローンにリノベーション費用までを入れることができとてもスムーズになります。

また、物件の売り買いを専門とするいわゆる不動産屋さんと違い、リノベーションに向いている物件かどうかの調査ノウハウがあることも大きなメリットです。

そんな物件探しからリノベーション設計、工事までを1社でやってくれる会社をワンストップリノベーション、ワンストップサービスなどと言います。

そんな会社を選ぶときの見るべきポイントが4つあります。

・外部に委託しない自社内ワンストップ(外部委託は費用が割高)

・物件チェックノウハウがある(最悪リノベできない物件も)

・リノベーション実績、R-1基準施工(長く暮らす家はもしもの保証も大事)

・リノベ費用の透明性と全体予算の管理(不動産、建築建設業界は色々ブラック)

この4つに該当するかどうかをその会社を見極めるポイントとして使ってください。それぞれを詳しく見ていきます。


【1】2種類あるワンストップリノベーションの会社

物件探しからリノベーションまでをやってくれるワンストップリノベーションの会社ですが、実は2種類あり、費用面で大きな違いがあります。

ワンストップのリノベーション会社は2種類ある

図のとおり、オールワンストップリノベーションといわれる会社の場合は、社内に不動産仲介、設計、施工のそれぞれの部署があり自社で行なっています。

もうひとつの、パーシャルワンストップリノベーションの場合は、窓口の会社があって、それぞれの業務を別の会社や子会社に委託しています。当然それぞれの会社の利益が必要になるため総予算は割高になりがちです。ワンストップリノベーションの会社が割高と言われるのはこちらのタイプの会社が多いためです。

ゼロリノベは社内で全ての業務を行うオールワンストップリノベーション会社の1つです。ご興味があれば、ご検討される会社の1つにお加えください。


【2】物件のチェックノウハウが蓄積しているかどうか

最初にお伝えしたとおり、不動産会社の場合は、仲介のプロフェッショナルであって、リノベーションに向いている物件かどうか、耐震性や建物の寿命などをチェックするノウハウがあるわけではないのが一般的です。

リノベーション工事不可と水回りの移動不可

そのため、不動産会社とリノベーション会社を分けたときに、実はリノベーションができない物件だったり、水回りの移動ができないなど、致命的なことが起きたケースが実際にあります。

パーシャルワンストップ型の会社を選ぶ場合も、担当者が物件のチェックをしてくれるのかどうか事前にしっかり確認する必要があります。

ゼロリノベでは、安心性チェックのために独自項目を設けており、担当と一緒に物件の内見と確認をすることができます。


【3】リノベーション実績と協議会のR1施工をしているかどうか

リノベーション実績とR-1施工

リノベーション事例でのポイントと施工基準を分けてそれぞれで解説します。まずは事例でのポイントです。

3-1.リノベーション事例の数とテイストの偏り、間取りの工夫

リノベーションの施工数や設計数は各社のサイトを見ればある程度把握することができます。もちろん全ての事例を載せている会社はありませんが、偏った事例になってないか、様々なテイストを手がけているかどうかはチェックポイントの1つです。

リノベーションの事例

ただしほとんどの会社が色々な事例をあげています。そこで、少し難しい見極めポイントになりますが、間取りの工夫がどのようにされているかを見てみましょう。実は、インスタグラムやピンタレストなどのSNS画像や、インテリア雑誌を設計担当に見せれば、一般的な基準に達した担当ならばある程度好みのテイストのリノベーションに仕上げてくれます。

そういった表面のテイストではなく、家事導線や収納など、暮らしに対しての工夫がどのようにされているかを見ると、その会社がどういったリノベーションを提供しているのかが見えてきます。

元は3LDKの細かい間取りを大空間にリノベーション(白い丸がお掃除ロボット)

上の間取りは実際に施工したお宅の間取り図です。

ゼロリノベでは、家に帰ってくると掃除が終わっている生活など、家事からの解放をテーマに色々な工夫をしています。

この間取りの例で言えば、お掃除ロボットが空間の隅々までいけるようにフルフラットの床で部屋もあまり区切らない間取りにしています。帰ってきたら掃除が終わってるホテルライクな生活もいいですよね。

これらの工夫に加え、ゼロリノベはリノベーション協議会が毎年行うリノベーションオブザイヤーで2016年に審査員特別賞2018年に部門最優秀賞をいただいています。

3-2.リノベーション協議会の基準であるR1施工かどうか

リノベーション協議会の定めるR-1施工

リノベーションの会社は大手から小さなところまで、全国で1000社以上あります。

以前は工事面でどういった保証があるかもあまり見えませんでしたが、リノベーション協議会が定めた、R1という基準の施工をしている会社であれば、重要インフラの工事箇所に検査基準を設定しています。(一戸建ての場合は、R5という基準になります)

また、2年間の保証もついているため、R1基準の工事をしてくれる会社に依頼するのも1つのポイントです。

ゼロリノベではR1の施工をしており、最長10年保証まであります。


【4】ブラック注意!全体予算の管理をしてくれるか?

ご存知のとおり不動産業界、建築建設業界はブラックな部分があります。

不動産会社の利益は仲介手数料です。そのため、2000万円の物件と4000万円の物件を売る営業マンの手間はほぼ同じですが、売り上げは倍違います。利益は%で計算されるためです。建築業界、建設業界も、工事費用の何%というように決まっています。そのため、効率を考えれば高いものを売りたいのです。

しかも、銀行から借りられる住宅ローンの金額と、実際に返せる金額には大きな差があります

表のとおり、大きな違いですよね。

この違いを知らないまま予算を組んでしまうと、セールスマンが言うままの、借りられる上限金額で予算を組んでしまう可能性があります。

2018年の競売物件数はマンションと戸建合わせて約20,000件です。1日あたり60件近くの家族が住宅ローンが支払えず物件を差し押さえられています。病気などと一緒で、支払えなくなるかも、という予備軍を含めたら膨大な数になります。

そのため、物件とリノベーションを1つの会社に依頼する場合は、住宅に使っていい予算の話をどれだけしてくれるか、どの程度の割合で物件とリノベーション費用を配分しておくかなどを計画してくれることがポイントとなります。

今よりも、ライフスタイル的にも金銭負担的にもよい暮らしをするために住宅の購入をしたのに、毎月の住宅ローンの支払いに追われるのでは本末転倒です。

予算の管理がしっかりできていないと、オーバーしたリノベーション費用の分を後々現金支払いで迫られる場合もあります。そのため、広さあたりのリノベーション費用が算出できるような会社に依頼するのが安心です。ゼロリノベも平米あたりの定額制リノベーションを提供しています。

またショールームという言葉が表すとおり、ショーを見るとグレードが高いもの、オプション仕様がついつい欲しくなるため、ちゃんと予算を守るようにたしなめてくれる設計担当が必要です。


安心予算で、住まいも趣味も旅行も叶えませんか?

お伝えしたとおり、住まいの購入は、幸せになるためのツールです。

住まいに予算を使いすぎると、その後の生活はカツカツになります。どうせなら、住まいを購入して、なおかつ旅行も趣味も続けられる予算配分をしませんか?しかも長く住める安心性の高い物件を選びながら。

これらの考え方に加え、

■家の買いどき、たった1つのタイミングとは?
■あなたが借りられる住宅ローンはいくらまで?
■あなただけの掘り出し物件が見つかる魔法のシート
■将来売る?貸す?ずっと住む?目的別の家の選びかた

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不動産屋さんでもあり、設計事務所でもあり、建設会社でもある「IeROHA」運営のゼロリノベが、お金の流れ・マイホームも旅行も叶える家の買いかた・長寿命で丈夫な建物の見極めかた…など、住宅購入にまつわるチェックポイントを公開している「セールスのない」無料セミナーです。